機能訓練士の仕事はきつい?必要な資格や仕事内容、辞めたい理由とは!

機能訓練士の仕事はきつい医療/福祉/介護
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『機能訓練師』というと病院や整形外科などでリハビリをする人!というイメージがあると思いますが、最近では介護の現場でも『機能訓練師募集!』などの広告を見る事が増えています。

特に高齢社会の今、介護施設は増えていますが、「介護でのリハビリってどんなことをするの?」など分からない事もあると思いますので、簡単にどんな仕事をしているか?どんな知識が必要か?などを伝えていきたいと思います!

 

機能訓練士の仕事内容や1日の流れ

 

介護の現場といっても色々な種類があります。

入居型施設や1日型デイサービス、半日型デイサービスなど、これ以外にも色々な特色を持ったデイサービスがいっぱいあります。

単純に説明すると、半日型→1日型→入居型の順に介護度が重くなるイメージです。

今回は半日型デイサービスの中でもリハビリに特化しているデイサービスについて説明していきたいと思います。

まず、機能訓練師の主な仕事内容ですがこれはどの介護施設でも一緒で、一番は利用者さんと関ることです!

「え?それだけ?」と思う方もいると思いますが、それが一番大事な仕事になってきます!

利用者さんは介護認定を持っているので80歳代の方が一番多くて、時々若い人で脳血管障害のため麻痺を持った方など色々な人がいます。

その人たちに急に「この運動してください!」なんて言ったら、「この人分かってないわ…」と割と直接言われたりします。

なので、半日型デイサービスの場合、午前・午後の3時間に分かれて利用者さんが通所しますが、運動をさせつつ利用者さんの生活の変化などを聞き出すことがとても重要な仕事になります!

流れとしては、まず利用者さんをお家までお迎えに行きます。

これはデイサービスによって送迎担当の人を雇っている場合もありますが、機能訓練師や他の職員が送迎車を運転して迎えに行くパターンも多いです。

デイサービスに着いたら、バイタル(血圧とか体温)を測って異状がなければリハビリ開始です。

リハビリ内容は個人個人で変わってきます。

痛みが強い人には痛みを取るようなメニューを中心に行ったり、逆に散歩したいなどの目的がある人には一緒に散歩に行ったりと、利用者さんの1人1人のやりたいことや希望に沿ったメニューを考えるのも機能訓練師の仕事になります。

これを午前・午後で2クール行い、最後に今日あったことや利用者さんの様子などを他の職員と共有して1日が終わるイメージです。

(ちなみに他の職種としては看護師や介護士、相談員など色んな職種の方がいます)利用者さんと関りながらも、利用者さんの変化を記録したり、どんな訓練を今後していくかなどの計画書を作るのも大事な仕事になるので、気が付いたら1日が終わっているということもあります。

 

機能訓練士に必要な資格や求められるスキルとは

 

機能訓練師に必要な資格はたくさんあります

理学療法士や作業療法士、柔道整復師等が主な資格になりますが、言語聴覚士や鍼灸・あん摩マッサージ指圧師等の方なども機能訓練師として活躍しています。

なので、実際にリハビリの技術に自信がないという方も大丈夫です!

私もリハビリや介護の知識が0の状態で始めましたが、先輩から習ったり勉強会に参加することで技術はついてきます。

技術よりも大事になってくるのが、利用者さんの希望を聞き出す力です!

利用者さんから「歩けるようになりたい!」という希望があった時に、「どんなふうに歩けるようになりたいのか?」を聞き出さないと、どんなリハビリをしても中々上手く行かないです。

例えば「旅行に行きたいから長距離歩けるようになりたい!」であれば、杖や装具を利用して歩きやすくしたり、長距離歩くための体力が必要です。

逆に「娘の結婚式でかっこよくバージンロードを歩きたい!」という希望なら、装具を外しても歩けるバランス力やかっこいい姿勢を保つトレーニングも必要になります。

利用者さん1人1人に合わせた訓練をするためには、その利用者さんの人柄や願いなどを知ることがとっても大事になってきます!

 

機能訓練士の仕事はきつい?

 

機能訓練師をしてて大変なことは、リハビリでの期待が強すぎる時です。

特に麻痺などは脳が原因なので、元通りに治るっていうのは結構まれだったりします。

病気になった場所でも麻痺の度合いは変わってくるので、「リハビリをしたから前みたいに走れるようになる」などの期待が強すぎる時は、利用者さんや家族さんにも理解してもらうのが難しかったりします。

もちろん期待に応えられるように訓練はしていきますが、「リハビリしているのに全然よくならない!」と言われるときは、結構きついですね。

 

機能訓練士に向いている人、向いていない人とは

 

機能訓練師に向いている人はやっぱり『人と関るのが好きな人』ですね!

入社動機とかでもよく「昔からおじいちゃん・おばあちゃんが好きだったから」や「感謝してもらえる仕事だから」等をよく聞きますが、まさしくそう思える人は向いている人だと思います。

実際、利用者さんと関るのは大半が世間話になります。

「明日孫も一緒にご飯食べに行くの♪」や「昨日美容室行ってきたから髪型変じゃない?」などの会話がほとんどです。(機能訓練師はその会話から、外出の頻度とか美容室まで公共の乗り物で行けたかなどの情報収集も必要になります)

時には方言やなまりが強すぎて大半の会話が分からない事もありますが、逆に教えてもらいながら会話をするとすっごく盛り上がります!

話すのが苦手という人も安心してください。

基本的に利用者さんの多くは話したくてたまらない人なので、昔話から今の家族の話など1つ質問したら10分ぐらいはあいづちだけでも会話ができます。

 

機能訓練士を体験した実際の口コミや評判

 

機能訓練師は施設に数人しかいないので、基本的にどんな訓練をしていくか等を自分で決めないといけません。

もちろん先輩がいる場合は先輩に相談したりできますが、最終的な訓練内容を決めたり、利用者さんへの説明等は自分で行っていきます。

上からの指示がないので、自分がやりたい訓練を出来るというのは1つの魅力ですが、始めは「これでいいのか?」とすごく悩んだりします。

でも悩んだ分利用者さんの「これが出来るようになったよー」を聞くと、すっごく嬉しくなりますし、自分の自信にも繋がります!

 

機能訓練士のストレスや辞めたい理由とは

 

機能訓練師のストレスで一番多いのは人間関係かなと思います。

まぁ、これはどの職場でも言えることですが、施設で働いている職員は基本10人前後が多いです。

少人数のスタッフなので情報共有と協力がとっても大事になりますが、スタッフとのコミュニケーションが上手く行かず、ストレスを感じる人は結構多いと聞きます。

また、利用者さんは100人近くいますので、本当に色んな利用者さんがいます。

単純に相性があわないぐらいならいいのですが、中には認知症などで被害妄想があり「あの人にお金取られたー」など言われることもあったりします。

そんな中、利用者本人や家族から「あの人にリハビリしてもらっているけど全然よくならないよ」など言われると、結構メンタルがやられますね。

 

まとめ

 

介護の現場での機能訓練師の仕事は単にリハビリを行うだけでなく、送迎から書類業務、利用者やスタッフとのコミュニケーション等、たくさんの事を短い時間で行わないといけないので大変なことも結構あります。

ですが、こんなに人から感謝される仕事は他にないとも思っています!

お迎えに行っただけでも「いつも家まで来てくれるから助かるよー」と言ってくれたり、お話しただけでも「聞いてくれてありがとうね。ここ来たら若返るよ」と言ってくれます。

リハビリも「少しずつ筋肉がついている気がするから家でも教えてもらったことしているよ。ありがとうね!」など、1日に何回も感謝されたりします。

こんなに人から感謝される仕事は中々ないと思いますので、人と関ることが好きな人にはおススメの職業です。

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